2020年度 災害時行動訓練を実施しました

2021年2月26日、会員企業の参加による災害時行動訓練を行いました。

コスモスクエア開発協議会では、平成26年度から継続して帰宅困難者対策を中心とした災害時対応の訓練などを行っており、7年目となる2020年度は、災害時に通信インフラが利用できない場合の情報伝達手段として各社に配備しているデジタル簡易無線機をを使った情報伝達訓練と、WEBの会員ページに設けた情報送信フォームLINEWORKS等を併用した情報伝達・情報集約・報告訓練、を行いました。

また、兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科 紅谷昇平准教授を講師にお招きし、『自然災害・新型コロナ等のリスクと災害対応の基本原則』をテーマに講演をいただき、その後、平日14時の南海トラフ巨大地震発生を想定して、発災から1日経過程度について被害などを想像しながら、エリアで発生し得る状況を付与し、参加者がその時の対応を考える、『地震発災後の自助・共助シミュレーション』を行いました。

今回の訓練は新型コロナウィルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が発出されている中での開催でもあり、新たな試みとして、オンラインによるリモート訓練として実施いたしました。ZOOMを使用した訓練は、通信環境等から会話が中断されることもありましたが、講師の紅谷先生からも、『オンラインで実施することで今年も切れ目なく訓練を継続でき、試みとして非常に良かった』との評価をいただき、新しい訓練のやり方のひとつを提案できたと自負しております。